皆さんこんにちは!
福祉理美容士って知っていますか?
「福祉理美容士」とは、お年寄りや体が不自由で美容室に行けない方たちに理容や美容の技術を行う人のことをいいます。
本校では専門的な技術と知識を学び、「准福祉理美容士」の資格を取得することができます。
今回はその授業の様子を少しだけお見せします(^^)/
まずは福祉理美容のサービスを受ける人の気持ちを知るため、視覚障がい者の体験をしました!
目隠しをした状態で指示をもらいながら、折り紙を折ります。
友達の声と、指先の感覚が頼りです。
折っているのは、折り紙初級のヨットや金魚など簡単なもの!
それでも「え?わかんない!!」と声をだしたり、指示を出す側もうまく表現できず混乱しているようでした。
こちらは目隠しをした状態で歩く体験と、その介助法を練習しています↓
毎日通っている校舎でも目隠しをすると、全く違うところに感じます。
そして、「視覚がないのは、こんなにも不安な気持ちになるのか」と気づく学生も多かったです。
この体験から、目の見えにくい高齢者や視覚障がい者の気持ちを知り、実際に施術を行う上で配慮すべき点に少しでも気づけたのではないでしょうか。
福祉理美容の授業では、今回紹介した視覚障がい者の体験だけでなく、介護を基本とした体の起こし方や車いすでの移動法、ベッド上でのシャンプーも学びます。
もちろん、実技だけでなく座学もあります。
福祉理美容士としての心構え、障がいの種類や介護施設の種類、病気の種類や消毒法も学びます。
学校で学んだ沢山の専門的知識と技術を身につけ、社会で活躍できる人になることを期待しています!!
教務部 持箸