第49回美容師国家試験課題が11月1日に発表になりました。
実技第一課題はカットです。
そして、気になる実技第二課題は・・・オールウェーブセッティングです!!
全国統一の国家試験は在校生はもちろん、私たち教員も緊張の一瞬です。
課題が何になるのかそのどちらかによって各自モチベーションも違うと思います。
その当日の2年在校生のある一部の授業風景です。
本日の授業は判定試験のプレテストでした。
高崎アリーナにて国家試験同様の試験練習を行い、みんな全力で頑張っていました。
そして美容師として就職するためには、どのようにしていくのか是非読んでみてください。
美容師の国家試験とは
美容師として就職するためには、国家試験をクリアして資格を手に入れなければなりません。そこで、まず、美容師の国家試験とはどのようなものなのかを確認していきましょう。
試験の要項
美容師の国家試験は、年度ごとに秋期(8~9月頃)と春期(2~3月頃)の年2回、公益財団法人理容師美容師試験研修センターによって実施されます。実技試験と筆記試験があり、両方合格すれば美容師免許を取得することが可能です。
試験の合格基準
美容師国家試験の実技と筆記では、どの程度で合格になるのでしょうか。それぞれの合格基準を見てみましょう。なお、内容は変更される可能性もあるので、最新情報は理容師美容師試験研修センターの公式サイトでチェックしてください
実技試験
実技試験は減点方式で行われます。「衛生上の取扱試験」の減点が20点以下、かつ「基礎的技術試験」の減点が第1課題(カッティング)・第2課題(オールウェーブセッティングまたはワインディング)ともに30点以下であることが合格の条件です。
なお、第2課題は回ごとに変わります。それが今回発表されたオールウェーブセッティングなのです。
実技では施術の技術だけでなく、業務を衛生的におこなえるかを審査する「衛生試験」もあります。頭髪や手指の清潔さ、作業衣や履物などの身だしなみ、用具の衛生状態や収納方法などをチェックされ、審査されます。
技術が合格点でも衛生試験で不合格となることもあるため、しっかり準備することが大切です。
筆記試験
筆記では、55問中60%以上の正答率が必要とされています。
そのうえで、関係法規・制度及び運営管理、公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術、人体の構造及び機能、皮膚科学、香粧品化学、文化論、美容技術理論という、出題される全課目において無得点でないことが条件です。
美容師の国家試験の受験資格
実は、美容師の国家試験を受けるためには条件があり、その受験資格を満たした人でないと試験を受けられません。
受験資格は、美容師養成施設に平成10年4月1日以降に入学した人の場合、昼間課程2年以上・夜間課程2年以上・通信課程3年以上のいずれかを修了していることが条件です。
その資格を得るために高崎ビューティモード専門学校で技術はもちろん、衛生について、筆記についての勉強を日々こなして卒業をして念願の美容師として羽ばたいていくのです。
皆さんも美容師に興味がありましたら、高崎ビューティモードのオープンキャンパスに是非参加してください。
色々な体験ができます。一番近いオープンキャンパスは11月11日(土)にあります。
お待ちしています。
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教務部 和田