シャンプーを選ぶコツ!?
みなさん、こんにちは
群馬県高崎市にある「夢が現実になる美容学校」
【高崎ビューティモード専門学校】美の伝道師タカビですww
今回は、皆さんが毎日使っているであろう「シャンプー」をチョイスしてみました!
なかなか、自分に合ったシャンプーが見つからない・・・
そんな風に思っている方も居るのではないでしょうか?
そんな方に、少しでも選ぶコツを知ってもらえれば幸いです
それでは早速、シャンプーの選び方をご紹介したいのですが、その前にシャンプー中に入っている「界面活性剤」について見ていきましょう!
そもそも界面活性剤とは?
シャンプーの構成を見ると、約70%~80%が「水」
約20~30%が洗浄剤としての働きを持つ「界面活性剤」
残りが保湿剤や香料・防腐剤などから成っています
その洗浄剤の働きをもつ「界面活性剤」とは、簡単に言えば「水と油を混ぜあわせる力を持った物質」なんです
汗やホコリなどの汚れは水でも大半が洗い流すことができますが
頭皮から出た皮脂やワックスなどの整髪料は、界面活性剤でないとなかなか落とせないんですね
つまり、シャンプーの性質を読み解くコツは「界面活性剤」にあるということなんです
では、その「界面活性剤」の種類を詳しく見ていきましょう!
界面活性剤の種類は?
分類にはいくつかありますが、まずはイオンの性質による分類です
イオンとは覚えていますか?電気を帯びた原子の事ですよね!?
水に溶けた時にイオンを持つか持たないか、またイオンを持ったとしても+イオンなのか、-イオンなのかによって4つのタイプに分類されます
- アニオン界面活性剤(-イオン)
- カチオン界面活性剤(+イオン)
- 両性界面活性剤(+or-イオン)
- ノニオン界面活性剤(イオンを持たない)
アニオン界面活性剤(-イオン)
水に溶けた時に-イオンを帯びるため、アニオン界面活性剤とも呼ばれます
界面活性剤の約3分の1を占めるくらい主流の界面活性剤といっていいでしょう
発泡性や洗浄力に優れているで食器洗剤や石鹸などにも使われています
カチオン界面活性剤(+イオン)
水に溶けた時に+イオンを帯びるため、カチオン界面活性剤ともよばれます
アニオン界面活性剤の逆の性質を持ち、髪の毛に吸着しやすいためリンスやコンディショナー、柔軟剤などにも使われています
また「逆性石鹸」として消毒薬としても使用されているんです
両性界面活性剤(+or-イオン)
水に溶かした時の水の性質(酸性orアルカリ性)によって、+イオンを帯びたり-イオンを帯びたりと、両方の性質を持つため両性界面活性剤と呼ばれます
低刺激という特徴を持ち洗浄力もマイルドなので、ベビーシャンプーや化粧品の保湿剤などに使われることが多いですね
ノニオン界面活性剤(イオンを持たない)
水に溶かしてもイオン化しないのが特徴で、性質としては乳化作用に優れています
なので、衣料用の洗浄剤や食品などの乳化剤などにも使われます
食品添加物として認可されているって面白いですねww
以上、イオンの性質による4つに分類し特長を見てみましたが
このうち、泡立ちもよく皮膚に対して比較的易しい洗浄剤である
アニオン界面活性剤と両性界面活性剤が主にシャンプーに使われています
いったいどれがいいのか?
次回は、その中(アニオン界面活性剤と両性界面活性剤)のシャンプーの主流である
- 高級アルコール系
- アミノ酸系
- ベタイン系
- 石けん系
を詳しく見ていきたいと思います!
そんな、日常で使うシャンプーなどの成分も「美容技術理論」という分野で学んでいます
そういった知識を活用することで、毎日に潤いも出てくるのではないでしょうか?
シャンプーだけにねっ!!(笑)