ホームカラーとサロンカラーの違いは?
みなさんこんにちは!
群馬県高崎駅から徒歩2分にある「夢を現実にできる美容学校」
高崎ビューティモード専門学校 美の伝道師タカビです!
今回はホームカラーとサロンカラーの違いについて紹介してみたいと思います
ヘアカラーをしてる人の割合は?
その前に、今では髪の毛を染めるのって当たり前のようになってきましたね
実際ヘアカラーの市場調査によると、ヘアカラー人口は約70%~80%になるとか
そのうち、ホームカラーをしている人は約50%~60%に上るそうです
あれだけCMなどでも「簡単」「きれい」「臭いもない」
なーんて告知していればそうなりますよね
そんなに変わらないって!?
早速本題に行きましょう!
ホームカラーとサロンカラーの違いは・・・
実は、カラー剤そのものは、そんなに変わらないんです
ここで、ヘアカラーの仕組みを簡単に説明すると
カラー剤は1剤と2剤に分けられています
1剤には・・・染料・アルカリ剤など
2剤には・・・酸化剤
この2つの薬剤を使用直前に混ぜることで、化学反応を起こさせる
すると、髪の毛の中のメラニン色素が脱色され
同時に、染料が酸化重合して髪の中で発色される
髪の毛が染まる仕組みとしては、こんな感じですね!
髪の毛にとっては大きな手術をしたのと同じなんです( ノД`)シクシク…
けど、やっぱりホームカラーだと何か違うんだよね?
と思った方も、居るのではないでしょうか?
けど、やっぱり違いはある!
酸化剤である2剤の使い方がプロ
実はサロンカラーとの違いは、2剤の使い方に違いがあるんです
2剤の酸化剤は過酸化水素の事を言いますが
その濃度によって、使い分けているのがサロンカラーなんですね( ゚Д゚)
実際日本のサロンでは、0.75%~6%の2剤が使用されていて(日本では上限6%)
髪の毛の状態や要望に合わせて、最適なカラー剤を調合しているんです
当然、濃度が上がれば上がるほど脱色力が強くなり、同時に傷みも大きくなります!
一方ホームカラーでは、6%の2剤が使われている事が多いです
なぜなら・・・どんな髪質の人が使うか分からないですし、どんな手順で作業するかも分からない
ようは、誰がやってもしっかりと染まった事が分かるように、メーカー側で作っているんですね
たとえば以前にカラーをやっていたとしましょう
数か月経った時にサロンでカラーをオーダーしました!
その時の髪の毛の状態を考えると
根元の健康な髪の毛・・・①
以前カラーをした、少し傷んだ状態の髪の毛・・・②
さらに傷みが進行し、切れ毛や枝毛などがある毛先・・・③
これだけでも、髪の毛の状態が3種類あります
その3種類の、髪の毛の状態に合わせた2剤の選定をするんです
①・・・根元は健康だから、しっかりと染まるハードに
②・・・中間部分は少しデリケートになっているからセミハードに
③・・・毛先はさらにデリケートだからソフトに
と、美容師さんは色々と考えているんですね
アルカリ剤の種類が少し違う!?
さらに、もう一つ違いがあります
それは1剤に含まれるアルカリ剤です
サロンカラーの多くは、1剤のアルカリ剤としてアンモニアを使用していますが
ホームカラーの場合は、モノエタノールアミンというアルカリ剤を使用していることが多いんです
特徴としては・・・
アンモニアは、臭いがキツイけど揮発力が大きい
モノエタノールアミンは、臭いはあまりないけど揮発しにくい
というのが上げられます
だからサロンでは臭うんだー!って思いませんか?
けど、揮発力が高いってことは、髪の毛に残留しにくいことなんですよね
髪の毛にとってあまりよくない薬剤が、長時間留まる!
っという事は・・・ご想像にお任せします!ww
理論を知ることで、自分の髪に合ったカラーを選べる!
そんな訳で、ホームカラーとサロンカラーの違い!
少し分かっていただけたでしょうか!?
健康な髪であれば大丈夫だと思いますが・・・
もし、自分の髪の毛の状態が気になっているのであれば
お金は掛かりますが、サロンでカラーをすることをお勧めしまーす
一度傷んだ髪は、なかなか直りませんから!
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