日差しが強くなり、紫外線対策が気になる季節ですが、皆さんは日焼け止めを、どのような基準で選んでいますか?
日焼け止めでよく見かける「SPF」、「PA」。この違いって何なのか、ご存知ですか?
これらは、”日焼け止めの紫外線防止効果”を示す指標です😊
UV-A対策には「PA」の+数
長い波長で、時間をかけて肌にダメージを蓄積させ、光老化の原因となるUV-A。
UV-Aの防止効果の度合いは「PA」で表され、PA+~PA++++の4段階があり、+が多いほどその防止効果は高くなります。
UV-B対策には「SPF」の数値
肌に赤みや炎症を起こし、黒化につながりやすくなるUV-Bを防ぐ効果を示す数値としてSPFがあります。
1~50の数値で表示され、値が大きいほど防止効果が高いとされています。
日焼け止めを選ぶ時は、日常生活であればPA+・SPF10~20のもの
屋外での軽いスポーツやレジャーであればPA++・SPF20~30のもの
炎天下でのマリンスポーツやレジャーなどではPA++以上・SPF30以上のもの
を基準に選ぶことをおすすめします。
1度塗ったら終わりという訳ではなく、特に夏場は汗や洋服の摩擦などで落ちやすいので、効果を持続させるには、塗り直すのも大切なポイントです。
日本人はメラニン生成が活発なので、他国の人と比べて、紫外線によるシミなどの色素沈着といったトラブルが起こりやすいと言われています。
また肌の老化は加齢によるものだけではなく、紫外線による「光老化」が6~8割を占めているので、肌の未来を守るために、日焼け止めを使うことはとても必要なことです。
紫外線のダメージを避けるために最も効果的なことは、「紫外線を浴びないこと」ですが
日常生活で私たちが紫外線を完全に避けるのは不可能です。
紫外線防止用化粧品を活用すると同時に、 帽子をかぶる、日傘をさす、長そでを着る、サングラスをかけるなど、日焼けによる肌トラブルを避け、できる限り「紫外線を浴びない」工夫をし、紫外線からお肌を守りましょう。
肌の未来を守るために学生の皆さんにもマストアイテムです。
万全の日焼け対策をして、健康的な夏を過ごしましょうね!
教務部 關