みなさん、こんにちは。
長い夏休みが先週で終わってしまった人、今週いっぱいで夏休みが終了してしまう人!!
先週は、涼しくて過ごしやすい気候でしたが、今週は熱い夏が帰って来ましたね。
夏休み中は、お祭りや花火大会へ行った人、湘南や大洗などの海へ海水浴に行った人、家でドラクエを寝ずにやった人、実家へお墓参りに行った人、ひと夏の恋が終わった人…色々な体験をして熱い夏が終わろうとしていますね。
先日も雷雨で花火大会が直前で中止になるというニュースが話題でしたが、まだ群馬県では花火大会がありますよ。9月9日（土）沼田花火大会と9月16日（土）伊勢崎花火大会です。両大会ともに打ち上げ数は、約1万発だそうです。
さて、ＴＢＭの学生は今週月曜から学校がスタートしました。
結構な人数の学生がこんがり焼けていましたよ。
かくいう私も先日、いま話題のオープンしたて観音山公園プールに行き真っ黒に焼いてきました。観音山プールは８月末まで。入場100円という格安です。遊具もあるのではしゃぎまくりなキッズ達がわんさかいます。
というわけで今回は日焼けの事について話をしますね。
夏と言えば、日焼けです。女性の方は対策としてUVクリームを塗る人がほとんどですね。
まずは、日焼けってそもそも何なの?というところから。
日焼けとは、「皮膚が太陽の光によって火傷（日光皮膚炎）した状態のこと」です。
ちょっとした豆知識（国家試験の筆記にでるかも知れない）
皮膚の構造です。皮膚は上から「表皮（ひょうひ」」・「真皮（しんぴ）」・「皮下組織（ひかそしき）」の3つの層から構成されてします。
「表皮」は皮膚の一番外側にあり、4つの異なった系列の細胞から成り立っています。
① ケラチンをつくる細胞系列の角化細胞
② 皮膚色素のメラニンをつくる細胞系列の色素細胞
③ 免疫をつかさどるランゲルハンス細胞
④ 触覚受容に関与するメンケル細胞
この表皮について、もう少し細かく説明します。（皮膚が入れ替わる流れ）
角化細胞（ケラチノサイト）は表皮細胞の95％を占め、表面より「角質層」・「透明層または淡明層」・「顆粒層」・「有棘層」・「基底層」の５つの細胞層からなります。1番下にあるのが「基底層」です。「基底層」で新しい細胞が生まれます。皮膚はこの「基底層」で作られています。このように基底細胞から角質細胞に変化していく現象を角化とよび、角化は大体１ヶ月間かかります。
※透明層は、手掌・足底などの一部でしかみられない。
なので、太陽の光を浴びる部分は表皮になります。あなたが見ている皮膚は、１ヶ月前に「基底層」でできたものになり、基底層では毎日皮膚が作られ、古い皮膚は毎日はがれ落ちていきます。
そして「角質層」は、ケラチンというたんぱく質で、化学薬品や熱、寒冷などの刺激に対する抵抗力が強いので、外界の影響からカラダを守るのに大きな役割を果たしているのです。
難しい話は、これくらいにしておきますね。
とにかく、日焼けの対処は早ければ早いほど、痛みなどの症状は軽く済みます。
初めに日焼けをしたら、まず冷やして下さい。とっても大切です!!
皮膚が赤くなったり痛みがするのは、やけどと同じ症状なので皮膚が痛くて眠れない時は、とにかく冷やしましょう。
夏なので、汗をかいてお風呂に入りたいと思うかも知れませんが、熱いお風呂は痛くて入れません。べたついた身体を、さっぱりしたいならシャワーで我慢して下さい。
シャワーも出来るだけ水に近い温度で浴びて下さい。間違えても肌をこすって刺激しないようにして下さいね。
次に薬をつけて治しましょう。
私にとって、オロナインが 皮膚疾患・外傷治療薬などで考えると万能薬です。
オロナインには抗炎症作用があるので、日焼けによる肌の炎症を抑えてくれます。
ただ、塗った直後は非常に痛いです。少し塗ってみて痛みに我慢できない人は使用を控えましょう。ただ、少し経つと痛みが治まり、ヒリヒリした痛みがかなり落ち着いてきます。
シーブリーズなどのクールローションを付けると、つけた直後は冷たくて気持ち良いですが、効果が少しで消えてしまいます。
少しは参考になったかな?
日焼けの痛みが消えない場合は、すぐに病院へ行って下さいね。
今回は肌の日焼けについてお話ししました。
実は髪も日焼けするんです。それはまた今度の機会に。
教務部 髙栁