みなさんこんにちわ。
いよいよ木々も色付き始める10月です。
鮮やかな紅葉や銀杏の葉を見ると露天風呂に浸かりたくなるのは私だけでしょうか。
秋色に染まると言えば、面白いヘアカラー剤が開発されたのでご紹介します。
なんと世界初、「温度で色の変わるヘアカラー」です。
昨年のロンドンファッションウィークで素材の魔術師と呼ばれるLauren Bowker(ローレン・バウカー)率いるファッション集団THEUNSEEN(ザ アンシーン)が発表した、その名も「FIRE」。
高崎ビューティーモードはロンドン拠点のTONI&GUYと教育提携していますが、さすがファッション王国ロンドンですね。
このFIRE、なかなか商品化に至らずやきもきしていましたが、やっと先月アメリカにて「Vivids Mood Color ビビッドムードカラー」としてエンドユーザー向けに販売開始となりました。
コレクション発表以来とても話題だったため発売と同時にたくさんのサロンがこのヘアカラーを導入したようです。
まずはその変化具合をご覧下さい。
https://www.instagram.com/p/BYWOCkslyzZ/?hl=ja&taken-by=saloncentric_josh_stg/embed
続いて施術風景。
PRAVANA Vivids Mood Color WEBサイト
カラー剤を塗った部分にドライヤーの熱をあてたり、逆に冷風をあてると色が変化するんですね。
メリハリのあるビビッドカラーはクラブシーンやフェス、ファッションショーなどのイベントで活躍しそうです。
ランウェイを歩くモデルに風をあてて一瞬で髪色を変える、なんて演出が目に浮かびます。
また、これのすごいところは紫⇔ピンクなどのカラー⇔別カラーだけでなく、カラー⇔invisible(元の髪色)にもできるというところ。
暖房の効いた室内ではいつもの髪色、外に出ればカラー部分が発色、ということも可能に。
ただ、日本人の黒髪ではなかなかうまくいかない様子。
ぜひダークヘア向けに開発もしていただきたいですね。
そうなれば会社や学校では元髪、ナイトシーンや放課後にはカラーヘアで遊ぶ、なんてことが現実化しそうです。
It's DOPE!
ヘアケアのテクノロジーはここまで到達しました。
動画を公開しているアメリカ人のかたが色変化する髪を「update アップデート」と表現しているように、
将来の美容師はこういった施術を自在に操作できるようになるでしょう。
先日のテレビ番組でタレントがアメリカでマイクロチップを埋め込んでくるという放送がありました。
個人情報や所持金は全てチップに記憶され、海外へ行くにもパスポートがいらない、買い物するにも財布はいらない、現金を盗まれることもない、家のカギも車のキーも要らない、そんな時代が来るそうです。
パソコンやスマホの普及を予想できなかった時代を考えれば、全人類にチップが埋め込まれる将来はそう遠くないのでしょうね。
そういったデータ化・キャッシュレス化・AI化を考えると、未来は自分の身ひとつが全てとなります。
そんな中、人類である限り個性を追い求める我々は体そのものをベースにカスタマイズすることになるでしょう。
ヘアスタイルもそのひとつです。
今回のヘアカラーのように、髪色をアップデートするのもカスタマイズの進化ではないでしょうか。
淘汰される時代の流れでも美容師は100年後200年後も在り続けると私は思います。
高崎ビューティーモードでは最先端の技術としっかりした基礎を身につけて美容師デビューできますよ。
願書受付中!
教務部 髙栁