こんにちは!
【美容師国家試験実技】採点方式を丁寧に解説してくれる!美容学校《高崎ビューティモード専門学校(通称 タカビ)》の倉賀野です!!
ご存じの方もいるかと思いますが、第34回美容師国家試験から第1課題のカットの採点方式が変更されました。
詳細はこちら
第2課題のワインディングとオールウェーブセッティングについても第36回美容師国家試験から採点方式が変更されました。(美容師国家試験第2課題はどちらかの課題になります。)
今回、2018年8月1日から始まる第38回美容師国家試験の第2課題は採点方式が変更されてから初めてのオールウェーブセッティングです。
第2課題オールウェーブセッティングの詳細はこちら
第2課題ワインディングの詳細はこちら
大きく変更された点は評価方式が減点方式から「◯」又は「×」になったということです。
例えばオールウェーブセッティング審査は大きく3つに分かれています。(カット・ワインディングも同様です!)
1準備時間前の審査
モデルウイッグに作業の目安となるもしくはそのおそれのある植毛、脱毛、染毛、毛髪の切断等の加工またはマーキングがされていると「×」の対象となります。
2準備時間中の審査
オールウェーブセッティング技術で使用する用具類の品目又は数量が不足していたり、規格に適合していない用具類が机上に出ていると「×」の対象となります。
3作業終了後の審査
作業終了後の処置状況でシングルピン又はダブルピンがモデルウィッグに残っていたり、モデルウィッグの顔面拭き取りが不十分で、顔面又は首に毛髪、ローション又は水が付着していると「×」の対象となります。
ここから技術の仕上がり状況の審査になります。
・技術の条件の適合状況
【審査のポイント】未完成の部分の有無及び技術の条件の適合状況を審査する。
・全体のバランス
【審査のポイント】オールウェーブ7段構成のバランスを審査する。
【頭部の縦3等分の図解】
ウェーブ1段を概3等分し、それぞれ左側、中央、右側とする。このうち、中央1/3は、3段目からネープまでの範囲とする。
・フィンガーウェーブ構成
【審査のポイント】フィンガーウェーブの良否を審査する。
・ピンカール構成
【審査のポイント】ピンカールの良否を審査する。
・ピニング
【審査のポイント】ピニングの良否を審査する。
それぞれ指定された条件と異なると「×」の対象となります。
以上、簡単な説明になりましたが、その他衛生面に関しても実技試験中に審査されます。
詳細はこちら
実技試験だけでもこれだけの項目がある美容師国家試験をクリアすることは本当に大変ですね。
でも、大変だからこそ美容師免許には価値があるのだと思います。
高崎ビューティモード専門学校では、心から「美容師免許がほしい!!」と思うすべての人が、合格できる国家試験対策授業であなたの「夢」を叶えます。
また、美容師国家試験取得だけではなく、あなたの「好き」を叶えるカリキュラムで「美容師+α」の価値を創造します。
今後も「美容師を目指す」あなたのために一人ひとりに対応した、丁寧な指導を心掛けていきたいと思います。