みなさん、こんにちは(^^)
ようやく梅雨が明けて、また猛暑の季節がやってきましたね(^_^;)
暑いのは仕方ないので、夏を楽しむために、今日は浴衣に似合うメイクを紹介したいと思います。
まず、いつも通りの豆知識から。。。「浴衣の由来」についてです。
貴族の入浴着だった平安時代
浴衣の起源は、平安時代の「湯帷子(ゆかたびら)」という 麻の着物から始まりました。
当時、貴族は蒸し風呂という方法(現代で言うサウナのようなもの)で入浴していたのですが、そのときに、自分の裸を隠すために「湯帷子」を着用していたのです。
庶民が着始めたのは江戸時代
浴衣が庶民の間に広がっていったのは、町民文化が発達した江戸時代です。
特に江戸時代後期になると、銭湯が広がり、庶民もお風呂に手軽に入るようになり、湯上がり時に着るようになりました。
そして、次第に「湯上がり着」から、ちょっとした外出着へと変化し、さらに盆踊りや花見などで揃いの浴衣を着る文化が流行するまでになります。
「上毛かるた」にもありますよね(^^)「そろいの支度で八木節音頭♪」
これが、お祭りなどで着る、現代の浴衣へとつながっているのです。
それでは、本題。
浴衣に合うおススメのメイクは。。。
「抜け感」を意識した「ニュアンスメイク」
もともと浴衣は「湯上り着」なので、素材が柔らかいのです。
そのため、洋服と同様のばっちりフルメイクではメイクだけが浮いてしまいます。
浴衣の柔らかな素材を意識し、軽さのポイントはどこかのパーツで力を抜く「ニュアンスメイク」が良いのです。
「ニュアンス」には、”微妙な差異で合わせる”という意味があります。
メイクはワントーンカラーのグラデーションで力を入れ過ぎないメイクをしてみましょう。
『浴衣の似合う抜け感があるメイクポイント』
◎「肌の質感はハーフマットに仕上げる」
◎「目元は色を抑えて、アイラインをすっきり描く」
立体感を出すために、マスカラは丁寧につけましょう。
◎「チークをは平面的にふんわりと入れる」。浴衣の「面」を意識して入れてみましょう。
これらを押さえたら、あとは浴衣の柄と合わせた色のアイシャドウを使うなど、自分の浴衣に似合う色のメイクを見つけて下さいね(^^)
また、ヘアアレンジもきっちりとした「まとめ髪」よりも、抜け感を意識した「ゆるふわなアレンジスタイル」にしてみましょう。
浴衣のメイク、参考にして頂けましたか?
8月3日(土)のオープンキャンパスでは、「浴衣の着付け体験」があります。
メイクも合わせて、今回の内容を取り入れた「浴衣メイク」を行います。
是非オープンキャンパスに来て、体験していって下さいね(^o^)
教務部 原崎