【最新!!美容師国家試験合格基準】美容師実技試験課題別審査項目の配点を丁寧に解説してくれる!美容学校《高崎ビューティモード専門学校(通称 タカビ)》の倉賀野です!!
【美容師国家試験実技】は第1課題のカッティング、第2課題のワインディングとオールウェーブセッティングのいづれか一方、さらに衛生実技試験が審査の対象となっています。
最新の合格基準は以下となっています。
第40回美容師試験の合格基準
1筆記試験の合格基準
次の両方の条件を満たしている場合を合格とする。
(1)50問中60%以上の正答率であること
(2)関係法規・制度、公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術、人体の構造及び機能、皮膚科学、美容の物理・化学、美容技術理論のいづれの課目においても無得点がないこと
2実技試験の合格基準
次の両方の条件を満たしている場合を合格とする。
(1)衛生上の取扱試験
減点が20点以下であること
衛生実技試験審査マニュアルはこちら
(2)基礎的技術試験
① 第1課題 カッティングの減点が30点以下であること
第1課題 カッティング審査マニュアルはこちら
② 第2課題 ワインディングの減点が30点以下であること
第2課題 ワインディング審査マニュアルはこちら
今回、令和元年9月30日付で新たに美容師実技試験課題別審査項目の配点が公表されました。
第1課題 カッティングについて審査マニュアルと合わせてみたいと思います。
審査番号1 モデルウイッグ規格適合状況 50点
【×の対象】 ● 標準仕様適合シールが貼られていない。
審査番号2 モデルウイッグに対する禁止事項の有無 50点
【×の対象】 次のいずれかに該当する場合
● 作業の目安となるもしくはそのおそれのあるマーキングがある。
● 毛髪が濡れている又は化粧品等が塗布されている。
● 毛髪の一部がカットされている。
審査番号3 カッティング技術用用具類の有無及び規格 50点
【×の対象】 次のいずれかに該当する場合
● カッティング技術で使用する用具類の品目又は数量が不足してい
る。
● カッティング技術で使用する用具類の規格に適合していない用具類
が机上に出ている。
● カッティング技術で使用する用具類として定められていない用具類
が机上に出ている。
審査番号4 仕上がり状態
【×の対象】
(1)明白な切り残しの毛髪がある 50点
(2)モデルウイッグの顔面拭き取りが不十分なため、毛髪や水滴が付着している
10点
(3)ダックカールクリップが除去されていない 10点
審査番号5 毛髪の長さ50点
【×の対象】 次のいずれかに該当する場合
● フロントの長さが6㎝より2㎝以上過不足している。
● もみあげの長さが10㎝より2㎝以上過不足している。
● ネープの長さが10㎝より2㎝以上過不足している。
審査番号6 ヘムラインのつながり20点
【×の対象】 ● ヘムラインのいずれかの部分に2㎝以上の段差又は飛び出た長い毛髪がある。
審査番号7 カットライン(切り口)のつながり
【×の対象】
(1)フロントからネープまでの審査の範囲に2㎝以上の段差又は飛び出た長い毛髪が
ある 30点
(2)トップからサイドの審査の範囲に2㎝以上の段差又は飛び出た長い毛髪がある
20点
(3)トップからバックサイドの審査の範囲に2㎝以上の段差又は飛び出た長い毛髪が
ある 20点
審査番号8 左右シンメトリー
(1)サイドが左右シンメトリーでない 20点
(2)バックサイドが左右シンメトリーでない 20点
以上、第1課題 カッティングの審査でこれだけの項目がある美容師国家試験をクリアすることは本当に大変ですね。
でも、大変だからこそ美容師免許には価値があるのだと思います。
高崎ビューティモード専門学校では、心から「美容師免許がほしい!!」と思うすべての人が、合格できる国家試験対策授業であなたの「夢」を叶えます。
また、美容師国家試験取得だけではなく、あなたの「好き」を叶えるカリキュラムで「美容師+α」の価値を創造します。
今後も「美容師を目指す」あなたのために一人ひとりに対応した、丁寧な指導を心掛けていきたいと思います。